1951-11-08 第12回国会 衆議院 本会議 第13号
それにもかかわらず、與党の未熟な統制撤廃の計画案に十分な検討を加えず、みずから自信を持ち、確信も持つに至らない先に、大蔵大臣の財政的な脅迫の前に不本意ながら賛成し、閣議決定を行わせ、吉田総理をして本国会に現行主食の管理制度を撤廃する方針を決定したと施政方針演説を行わしめながら、統制撤廃後の米麦の需給計画に基く市場価格や、消費者の家計費、給與ベース、特価、財政等の影響について何ら具体的対策を示さずに撤廃論
それにもかかわらず、與党の未熟な統制撤廃の計画案に十分な検討を加えず、みずから自信を持ち、確信も持つに至らない先に、大蔵大臣の財政的な脅迫の前に不本意ながら賛成し、閣議決定を行わせ、吉田総理をして本国会に現行主食の管理制度を撤廃する方針を決定したと施政方針演説を行わしめながら、統制撤廃後の米麦の需給計画に基く市場価格や、消費者の家計費、給與ベース、特価、財政等の影響について何ら具体的対策を示さずに撤廃論
去る十一日の本院の本会議において吉田内閣総理大臣は「食糧事情は今や安定した状態となつたのに顧みて、政府は速かに現行主食の管理統制制度を撤廃する方針を決定」したと述べられているところによりまして、私たちは主食の統制に関する政府の意図を確認したのであります。